戸籍の分籍(転籍)をした記録
経緯
元々父親が筆頭者である戸籍に入っていたのですが,勝手に本籍地を変えられるのを問題視したことと,近い将来父親が亡くなったらどうせ戸籍から外れることになるので,分籍(転籍)することにしました.
コンテキスト
- 元々の本籍がある市区町村: 東京都八王子市
- 転籍先の市区町村: 東京都豊島区
- 届出先の市区町村: 埼玉県所沢市
- 届け出した時: 2025年6月
市区町村によって,またその時によって必要なものや手続の方法は違うかもしれないので,私のコンテキストと同じであっても,正しい情報は役所に聞いて下さい.
届け出に際し必要だったもの
- 分籍届
戸籍全部事項証明書(事前にWebで調べて必要だと認識していたのですが,今は不要でした.)- 本人確認書類(免許証 or マイナンバーカード)
- 認印(署名のみでもOK)
事前の疑問と答え
- 本籍地が八王子市の場合に,所沢市役所で手続きが完結するか(行ったその日で完結するか)
- YES
- 新本籍地が届出先の市区町村ではない場合,どの程度経ってから戸籍全部事項証明書等の証明書類が取得できるようになるか
- 新本籍に届いてから2Wくらい(届け出をした日から,ではない)
- 実際は1ヶ月くらいみておいてほしいと言われた
注意事項
転籍先に本籍をおけるかどうかは事前に確認したほうがよい
転籍先は「東京都豊島区XXX 1-2-3」のような住所を考えていたのですが,元の本籍地が「東京都八王子市XXX 1」のような住所だったので,「東京都豊島区XXX 1」として届け出をしたところ,「その住所には本籍を置けない」と言われました.(所沢市役所の職員が豊島区役所に電話して確認した.)
他の住所は考えていなかったので,その日は諦めて帰ってから自身で豊島区役所に電話して確認したところ「東京都豊島区XXX 1-2」には置けることがわかり,後日その住所で届け出を行いました.
そこで以下の点に注意が必要でした.
- 本籍が置ける住所は決まっているので,そもそもその場所に置けるかどうか,置ける場合も「N丁目」なのか「N丁目M番地」なのかを,事前に転籍先の市区町村に確認しておいたほうがよい.
- 届出先の市区町村がそれを知っているわけでもないし,じゃあどこなら置けるのかを聞いてくれるわけでもないので,自分で確認した方がよい.
証明書類の取得と転籍を同日に行うことは不可能
戸籍全部事項証明書等の証明書取得と転籍の処理を同日に行うことはできないので,必要なら転籍に先駆けて別日に行っておく必要があります.