Mail to SelfをiOSのショートカット機能で代替する
会社のメールアドレスにちょっとしたメモやURLを送るのに,以前はMail to selfを使っていましたが,だいぶ前にGDPRの関係でサービスが停止してしまい,今も使えない状況です.
Hi folks, we have some bad news. Since the deadline for GDPR is here and Mail to Self is (probably not) compliant, we have decided to shut the service down till we can update it.
— Mail to Self (@mailtoself) May 24, 2018
Apologies to everyone who uses it – we hope that it’ll be back up soon (4-6 weeks realistically)
そこで,iOSのショートカット機能を使って,代替機能を作ってみました.
メール送信ショートカットの作り方
まずはショートカットアプリを立ち上げ,新しくショートカットを作ります.
次にメールのアクションを1つ追加します.アクション名は”Send Email”です.(日本語環境だと”メール送信”とかかな?)
アクションの宛先には,送りたいメールアドレスを設定します.
アクションはこれ1つだけでOKです.
詳細メニュー(・・・
ボタン)を開き,名前を付けて”Show in Share Sheet”をONにしましょう.
ちなみにここで,“Add to Home Screen”を押してホームスクリーンにも追加しておくと,設定した宛先へのメール作成が1タップでできるので,自分でメモを書いて送る時などに便利です.
使い方
メールを送りたいコンテンツ(Webページなど)を開いている時に,シェアボタンを押し,さきほど作ったショートカットを選択すると,メール作成画面が表示されるので,そのまま送信します.
Mail to Selfに比べて1タップ増えてしまいますが,だいぶ近い感じの操作感で,情報も外のサービスに漏れない方法が実現できました.
応用
本文や件名が決まっているメールの場合は,それら込みでショートカットを作るのもありですね. 例えば私の場合,会社の交通費精算を忘れないように「交通費精算」というタイトルのみで会社のメールアドレスにリマインダとしてメール送信したいことが多いので,それ用のショートカットを作って,ホームスクリーンから1タップでメール送信できるようにしています.
メール送信に限らず,定型作業などはショートカットで省力化できるかもしれないので,色々アクションを眺めてみると良いかもしれません.