QuALiTy~QAエンジニアによるLT大会~ 参加メモ
本日チームスピリットで行われたQuALiTyに参加したメモです.
イベントメタデータ
全体
- 参加者はQAメインの方が多かった
- QAと開発の協調を視野に入れた考え方や活動をしている例が多く勉強になった
- カスタマーサクセスというロールを初めて聞いた
LT
エンジニアリングマネージャー視点で見るQAチームの存在意義(@saik1010/ウエディングパーク)
- メディアごとに存在するチームを,横断的にQAチームが支援する
- テスト専任者ではなく,直接的なQA作業以外も何でもやる自動化基盤の構築など)
- テスト自体はウェブディレクタもやる
- 所感
- EMの立場からQAをテスタonlyではない存在として見ていることに感心した
- 自身の組織ではこれに加えシフトレフトや全社生産性向上などもミッションとしているので,より幅広いのだなと比較して感じられた
新卒2年目開発エンジニアがなぜ QA エンジニアを目指すことになったのか?(02さん)
- 開発からQAへ転身
- QAしていないPJで大変な思いをした
- QAを学んで再発を防ぎたい
- 専門性を身に付けたい
- 他の人がチャレンジできる環境を作りたい
- 少しずつQAエンジニアリングを試している
- 所感
- 自身は今年度から品質マネジメントを行う組織に入るまで,積極的にQAに関わろうとしていなかったが,「興味の塊」と捉えていることがすごい
- 社内にQAエンジニアがいないから外の勉強会行ったり,できるところから試していて素晴らしい
大切なことは全てエンジニアに教わった(tsuemuraさん)
- 開発エンジニアとQAエンジニア
- 強い開発エンジニアはテストも強い
- QAエンジニアはドメイン知識が強い
- 開発からは障害調査方法(デバッグ,ログトレース),QAからはテスト技法,ケース作成方法などを教え合う
- お互いに強くない部分を少しずつ一緒にやってみて理解を深めていく
- 所感
- 開発とQAがうまく強調して仕事をできている環境を実践できているのがすばらしい
- 開発対QAに限らず,異なるロールはお互いに得意な分野は異なるので,同様な協調マインドが必要だと感じた
テスト自動化にチャレンジ~課題と新たなステップ~(m_yokotaさん)
- Selenium+Pythonで自動化したが,いまは行えていない
- メンテナンスが追いつかない
- HWの手動操作などもある
- TestimとかDatadogとかKatalonとかAutifyとか調査・検証中で,これらを使って今後も自動テストを続けていく
- 所感
- 独自に学習をしたりQiitaにまとめたり,その実践をこのようにLTで発表したり,行動がすばらしい
- AI自動テストはウォッチすべきと感じたので,倣って調査・検証したい
QAと開発の境界を飛び越えてみる (riririusei99)
- 開発対QAでの漠然とした不安
- GWにTECH:CAMPの開発研修に参加して,TODO
Webアプリも作ったことで,視点の違いや開発寄りのノウハウが溜まった
- JaSST北海道参加予定
- 所感
- 異なるロールの意識を知るために踏み込んでみるスタンスが学ぶべきと感じた
気づいたら仕事が楽しくなっていた話(Erika Kanasugiさん)
- QAがチームに1人ずつ入っている組織構成
- 以前はQAが蚊帳の外で,仕様が明確になっていなく,見えない中で欠陥と戦う辛さがあった
- 社長の一声で組織改革し,要件定義を担うことになり,大きく状況が変わった
- 知らぬ間に越境していた
- 所感
- 蚊帳の外状態の辛さ,納得感が得られることにより状況が打開していく感じがとても共感できた
永遠のQa(t_isekiさん)
- 5年前からQAチーム発足
- 目的・計画・興味が「ない」ことが問題になっていたので,プロセスを定義して改善している
- 今後はシフトレフトも視野に高品質・効率化を目指す
- 所感
- QAの失敗を歴史上の空母に例えるなど,引き込まれるプレゼンだった
- CPM法,固定3レイヤ法など,知らないテスト設計技法が挙がっていたので,あとで調べる