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TWE-LITE用USBシリアル通信アダプタの自作

IoTシステムのプロトタイプ作成のためにTWELITE Dipを使うことがよくあります.

TWELITEの設定をしたり,PCとつないで処理をする場合にはUSBシリアル変換が必要なので, いままではFT232RL USBシリアル変換モジュールキットを使っていました. ですが,毎回ブレッドボードで組み立てるのが面倒だったので,TWELITE用のUSBシリアル通信アダプタを自作してみました.

たぶんTWE-Lite-Rなどを買ってもできるんでしょうが,勉強も兼ねて自分で作りました.

完成図

こんな感じです.

twelite adapter 01

twelite adapter 02

USBシリアル変換モジュールを使い,TWELITEはピンソケットで着脱可能しました.

設計

Fritzingのファイルはこちらです.

回路図

twelite adapter 03

  • 今回使ったUSBシリアル変換モジュールはRX/TXが3.3Vなので,そのままTWELITEのTX/RXと繋いでいます
  • 電源はUSBシリアル変換モジュールのVCC(5V)からレギュレータで3.3Vに変換してTWELITEのVCCに繋いでいます

PCB配置(ユニバーサル基板)

twelite adapter 04

  • 今回使ったユニバーサル基板は,四隅のスペーサ用穴の周辺に穴が空いていないので,それがわかるようにマーク(黄土色の四角)しています

パーツリスト

記号 型番 メーカ 入手場所
IC1 AE-FT234X 秋月電子通商 秋月電子通商
IC2 TWE-001L-DPC-WA/TWE-L-DP-W モノワイヤレス 秋月電子通商
IC3 XC6202P332 トレックス・セミコンダクター 秋月電子通商
C1 1uF 秋月電子通商
C2 1uF 秋月電子通商

失敗談

ユニバーサル基板への実装が終わり,実際にTWELITEを繋げてみましたが,初めはうまくPCと通信ができませんでした. 一部の配線でハンダがしっかりと接いておらず,断線していたのが原因でした.

部分部分でテストしながら実装していったり,原因の切り分けができる単位でテストするのが必要だと感じたんですが, そのあたりハードウェアの実装ではどのように進めるできなのか,まだよくわかっていません...


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都内でアプリケーションエンジニアをしています
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